よもぎとケールの栄養比較

お灸ので使うもぐさの原料になっていたりと薬草のイメージの強いよもぎ。
栄養価という観点だと実際にどうなのだろうと気になって調べてみた。

他の記事同様、比較の軸にはケールを用いて、生データは長いので最後に掲載。
まとめから記載することにする。


▼ケールのほうがよもぎよりも多い栄養素
ビタミンC
マグネシウム

▼よもぎのほうがケールよりも多い栄養素
食物繊維
レチノール当量、カロテン
ビタミンK
ビタミンB1
ビタミンB2
葉酸
ナイアシン
パントテン酸
カリウム
鉄分
亜鉛

マンガン

全般的にケールよりもよもぎのほうに多く含まれている栄養素が多い。
特にカロテン、ビタミンB1、B2、カリウム、鉄分などは圧倒的によもぎに多い。
鉄分の多さなどは野菜の中でもトップクラスだと思われる。
栄養価だけを見ればケールよりもよもぎで青汁を作ったほうがよさそうだが、
難点としては花粉症のアレルゲンなので、多用しにくいというところと、匂いが
かなりきついところ。


▼ケール、よもぎの栄養比較データ

ケール よもぎ
エネルギー(kcal) 28 46
水分(g) 90.2 83.6
たんぱく質(g) 2.1 5.2
脂質(g) 0.4 0.3
炭水化物(g) 5.6 8.7
食物繊維(g) 3.7 7.8
食塩相当量(g) 0 0
レチノール当量(μg) 480 890
レチノール(μg) 0 0
カロテン(μg) 2900 5300
ビタミンD(μg) 0 0
ビタミンE(mg) 2.4 3.2
ビタミンK(μg) 210 340
ビタミンB1(mg) 0.06 0.19
ビタミンB2(mg) 0.15 0.34
ビタミンB6(mg) 0.16 0.08
ビタミンB12(μg) 0 0
葉酸(μg) 120 190
ナイアシン(mg) 0.9 2.4
パントテン酸(mg) 0.31 0.55
ビタミンC(mg) 81 35
ナトリウム(mg) 9 10
カリウム(mg) 420 890
カルシウム(mg) 220 180
マグネシウム(mg) 44 29
リン(mg) 45 100
鉄(mg) 0.8 4.3
亜鉛(mg) 0.3 0.6
銅(mg) 0.05 0.29
マンガン(mg) 0.55 0.84